手遅れになる前に注文住宅の建て方を知ることが大切です

 

昨日と一昨日で、魚沼市で間取り作りのワークショップを行いまいした。
お越しいただいた方々、誠にありがとうございました。

その時の相談内容や、過去のお客様の事案などから、注文住宅の建て方を知らずに進めてしまう方があまりにも多いと感じます。

その原因は、注文住宅取得の方法を教えている機関がほとんどないからですが、それ以前に、お客様が取得方法を知るという意識がないことも原因かなと思っています。

建売住宅や中古住宅では、その建物を買うだけなので、売買の手続きをしてお金を支払えば済んでしまいます。

しかし注文住宅は、そう単純ではありません。
まして土地から探す場合はなおさらです。

多くの方は、土地を取得して注文住宅を建てることに対して、物を買う感覚でいるのではないかと思います。

確かに物を買う、ということですが、土地の条件や住まい方、家づくりの予算や住宅会社の特徴など、考えたり決めることが多く、複雑で大変な手間暇が掛かるのです。

 

 

そのために、事前に確かな注文住宅の取得方法を知っておかないと、余計な手間や時間や費用が掛かってしまい疲弊してしまうのです。
最悪の場合には、契約後や工事後に異変に気付き、取り返しがつかない状況になってしまい、後悔する結果となってしまうこともあります。

当社への相談者の多くは、注文住宅の建て方を知らないまま、多くの時間と手間を掛けて住宅会社と商談や交渉をした後で相談に訪れます。

最初は、家づくりはまだ先に考えていると相談者は語るのですが、話を進めていくと、すでに工務店と契約間近だったり、建築条件付きの土地を買ってしまった後だったりと、相談したい内容の問題解決が出来ない事態となっているのです。

そのために、当社は「家づくり講座」で注文住宅取得への注意点やアドバイスを行っています。

少なくても、土地探しや、家づくりを思い立った時点で、数時間でも取得方法を知っていくだけで、後悔を減らし納得を高めることができます。

 

また、住宅業界とはどんな業界なのかを、知っているのと知らないのとでは、納得の仕方に大きな差が生じてしまいます。

住宅業界とは、皆さんが思っている以上に不透明で危うい業界だと、私は経験そう思っています。。

100社あれば、100通りの注文住宅の建て方があります。
住宅会社の価格帯や特徴、顧客への接し方、打ち合わせの進め方、技術やスキルなど、皆違うのです。

業界をご存じない方にとって、打ち合わせが進むほど、迷宮度が上がっていきます。

また、皆さんにとって「良い住まい」とは何か、ということを意識することができないまま、家づくりを終えてしまう場合もあります。
後でこうすれば良かった、と思っても取り戻すことはできません。

そのような方を少しでも減らしたい、そう思って当社ではサポートをしています。

住宅会社に問い合わせする前に、できれば注文住宅の建て方を学んでみてはいかがでしょうか。

 


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