今日は２か月に一度の市の経営相談の日でした。

地域の住まいづくりをより良いものにしたいと思い立ち、勤めていた会社を辞めて十日町市の創業支援の窓口に行ってから、一年半が経ちました。

最初は気軽な気持ちで行ったのですが、いつの間にかトオコン（ビジネスコンテスト）に出場し、クロステンに事務所を構えることになりました。

会社を立ち上げてからも、市の経営相談を定期的に受けています。

 

住まいづくりでの起業といえば、工務店を立ち上げることを最初に思い浮かべます。

当地域や周辺地域でも、毎年いくつかの工務店が産声をあげています。

顧客にとって、新しくより良い工務店が増えることは、とてもメリットがあると思っています。

しかし一方で、減少していく住宅需要に対して、建築会社が増えていくことに多少の違和感を感じます。

そのため私は、顧客にとって、依頼先の選択肢を増やすことではなく、これから取得する住まいの価値を上げられることを伝えていこうと考えました。

そこで、昔から考えていた「住まいづくりのサポート」というサービスをやってみようと思ったのです。

 

今回の相談では、昨年までの仕事の状況の確認、今後の見通しや補助金等の活用の話し合いとなりました。

創業間もないこともあり、地域への認知度はまだまだ低いのが現状です。

一度、私たちと会って話ができれば、皆様の住まいづくりを、より価値あるものに高めていくイメージをもってもらえると思っています。

その「会う」というところまでが、実際にはハードルが高いのです。

そんなことを話し合いながら、相談終了時間となりました。

 

今年は、少しでも多くの皆様に当社を知っていただくように、頑張っていきたいと思っています。

 

PS：地方で起業が増えることは、地域活性化のために、とてもいいことだと考えています。
市では、創業したい方のために、いろいろな支援をしていますので、起業を考えている方は窓口に行ってみるといいと思います。

 

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