工事の進行

 

打合せが終わり、工事の段取りが完了。

そして契約を交わす。

N様はすでに、金融機関との調整も済み、改装工事の準備を進めている。

住みながら、改装工事を進めなければならないからだ。

(工事中、不便な思いをさせること、誠に申し訳ございません)

 

契約書に付随する御見積書・平面詳細図・展開図・仕様書など資料を揃えた。

契約後、業者や職人へ発注書を送り、請書の確認を済まし準備完了。

 

工事中ご迷惑をお掛けするため、近隣の方へご挨拶。

そして既存のキッチンや洗面台など、解体撤去工事が始まった。

 

施主支給品であるキッチンや洗面ボウル、水栓やシンク、

床材など注文した材料が次々と届く。

大工さんが注文したボードや木材などの建材、これらも届き始めた。

工事の主役は大工さん。設備屋さんや電気屋さんは、大工さんと協力しながら

初期の配管や配線といった下準備の工事を進めていく。

大工さんは客間の床材から仕上げていき、次に客間と厨房の天井下地。

パン製造室の壁をあらたに作り、過去増築した出窓の床の下がりを補修。

設備屋さんは新規給排水の配管、ガスの配管などを施工している。

電気屋さんは、分電盤の入れ替え、電材を各部屋へ配置、

コンセントボックスを取り付けている。

何日か後、大工さんがカウンター作業台の下地を作り始めた。

作業台は既製品ではなく、オーダーで大工さんによる手作り。

流しのシンクが付き、食洗器が入る予定。防水塗装で仕上げる。

 

今までの玄関引戸を、新しく断熱の玄関引戸に取り替える。

廊下のサッシは、樹脂の内窓を取付け、断熱性を高める。

いずれもリフォーム用に使われるサッシだ。

あっという間に取り付けは完了。

大工さんの工事が終盤となったところで、塗装屋さんの出番となる。

厨房の壁天井は、ケツロナインという塗料を吹き付けるのだ。

下地を整え、周辺に塗料が飛び散らないように、養生を施す。

いよいよ吹付の開始。半日程度で吹き上がった。一晩乾かす。

 

次に内装屋さんが入る。

事前に大工さんの空きをみて、厨房の床仕上げである店舗用の

クッションフロアを貼り込んでいた。

内装屋さんの仕事は、新設した洗面室の壁クロスを施工する事。

N様が気に入った柄である。

 

最後に設備屋さんがキッチン・手洗い器・水栓・洗面ボウル・暖房便座など

設備機器を取り付けていく。電気屋さんは照明器具の取り付けだ。

既存の障子の紙をガラスに変えて、スイング扉が建具屋さんによって

取り付けられた。

 

床に貼ってあった傷防止の養生をはがし、建物内は完成した。

工事中に出た廃材を撤去しこれで完了・・・その前に。

 

最後に、N様ご家族と一緒にクリーニングをして、完了となった。

皆さん、お疲れ様でした。

 

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リフォーム 十日町市 日和やのだいどころ 様 記事一覧へ戻る

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