ハプニング

 

工事にハプニングはつきもの。

段取り不足や打合せ不足ではない。

N様がネットで購入した、洗面用のガラスボウルが突如破損したのだ。

梱包したダンボールから、そのガラスボウルを取り出し、

設備屋さんに取り付けてもらった、その翌日のこと。

 

N様から「いきなりボウルが破裂しました」と画像付きで連絡を受けた。

その画像を見て絶句。びっくりすると人は声が出なくなるものだ。

その画像には、洗面室中に飛び散ったガラスの破片が映っていた。

私は思った。「これは爆発に近いのでは…」

 

その瞬間、N様自身がけがをされていないか確認。大丈夫とのこと。

ホッとした。よかった。

 

すぐにN様宅に伺い、状況を確認。確かにこれは・・・。

N様の無事を再度確かめ、一通り状況の説明を聞いた。

落ち着いたところで今後の対応へ話は進む。

原因が何かは今のところ不明だが、まず購入先へこの状況の連絡を

してみてはいかがかと。そして設備屋さんにもその場で連絡。

夕方過ぎだったので、一旦危険なガラスを掃除して、翌日に持ち越し。

 

今回は、施主様がネット購入されたガラスボウルであることから、

施主様にて購入先に連絡となった。当方は工事状況の把握として、

設備屋さんへ確認し、今後の対応の打合せとなった。

 

施主様が購入先へ連絡し、すぐに相手先から返事が来た。

「この度は大変に申し訳ございませんでした。お怪我がなくなによりです。

すぐに代替え品か、代金をお返しいたします」とのこと。

 

購入先の対応に、N様と私はホッと胸をなでおろす。

購入先は大手の輸入販売業者、大手ハウスメーカーとの取引もある。

施主支給の場合、安心できる購入先で買うのが良い。

事前に施主支給品の商材や、購入先を調査していて良かった。

 

輸入物の強化ガラスでは、このような破裂がまれにある。

コップなどでも起こり得るのだ。

多くの方が日常的に使っているものである。

ただ、何年も経って傷がつき、なんらかの衝撃でなることがあるが、

新品の製品でなるとは予想外なことである。

代替品として、陶器のモザイクタイルの洗面ボウルを選択した。

設備屋さんも初めての経験だったが、快く取り換えに応じた。

 

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