工事経過

基礎工事が終わり、建て方が始まった。自社と応援の大工が協力し、クレーンで吊り上げた梁を組み上げていく。2日ほどで建物の骨組みが出来上がった。

屋根下地と防水、外壁や床の下地も仕上げていく。給排水給湯の配管や電材の配線が施工されていく。サッシが入り、周辺の養生を終え断熱材の吹付。

内壁や天井下地を組み、無垢の床材張りや壁天井のボード張りやパテが進んでいく。LDKには、猫ちゃんの特等席を作り、天井に大きな梁(ハリ)を上げる。その梁にキャットウォークを作る。

ユニットバスを設置し、キッチンや洗面化粧台が現場に搬入されてくる。次第に建物の概要が浮き彫りになってきた。

通常の職人は、午前と午後に休憩がある。一日中、肉体労働していては体がもたないからであり、昔からの慣習といってもよい。しかし、春日さん達職人チームは、そこまでの休憩は取らない。集中して一日の仕事を効率よく仕上げるためだ。

休憩するときは、体を休めることと同時に、他の工種の職人たちとコミュニケーションを取っている。打合せも同時に行うのだ。そのことで、現場での仕事がスムーズに進行し、無駄の無い現場作業を可能にしている。

ベランダの手すりも施工された。クリーニング後に、無垢の床材に塗装をする。ようやく完成の目途が立ってきた。

 

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新築 小千谷市 春日建築 様 記事一覧へ戻る

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